operation, operator, operand, n-ary operation:
演算,演算子,オペランド,n項演算
上智大学 伊藤 潔
2005年10月27日
様々な演算(operation)があります.算術演算(arithmetic
operation)のx+5の演算子(operator)は,"+"で, オペランド(operand)は,xと5です.ifの中に,x+5と書くと,このx>5の演算子は">"で, オペランドは,"x"と"5"です.
演算子によって,オペランドの個数が異なります.オペランドの個数がnの時,その演算をn項演算(n-ary
operation),演算子をn項演算子,n項オペレータ(n-ary
operator)と呼びます.
単項オペレータ(unary
operator)は,オペランドが1つのものです.よくあるのは,”-X”の”-”です.この
オペランドは”X”です.f(x)と書ける関数のfがその例です.sin(X)などの関数呼び出しも,sinを単項オペレータ,Xをオペランドと見なせます.
2項オペレータ(binary
operator) は,オペランドが2つのものです.x+5もx>5も,+と>は,2項オペレータです.xと5は,オペランドです.f(x,y)と書ける関数のfがその例です.
3項オペレータ(ternary
operator, trinary )は,f(x,y,z)と書ける関数のfがその例です.