少し,当たり前のようなことですが,強調構文の意味のとり方です.
例文として,次を使います.
It is in
the design stage that its internal structure is established.
it isと that が無いように訳してみます.さらに.it isと that の間の言葉を,最初に強調して訳してみます.
(1)「設計段階で,その内部構造が決められる.」 あるいは,
(2)「設計段階こそが,その内部構造が決められる段階である.」
となります.
強調構文などといわずに,that以降を,itが指し示しているのだから,
(3)「その内部構造が決められるのは,設計段階である.」でもいいのです.
日本語の語順では,動詞や述語が最後に来るので,強調したい言葉が最後にくる(3)では,強調がわかりにくいと言われ,(2)が訳し方としてよいといわれます.私は,(1)でも十分だと思います.受験勉強ではなくて.意味をとることが主眼であれば.
It is from these blue prints that actual building floor can be
constructed.
「これらの青写真から,実際のフロアが作られる.」 これで,「青写真」が十分に強調されています.